デリケートゾーンのお悩み相談室
2021.08.20
デリケートゾーンの黒ずみ改善には適したケアを!
デリケートゾーンの黒ずみ。「今更ケアしたって仕方がない」と諦めていませんか?
デリケートゾーンの黒ずみは、ケアしないでそのまま放置しておくとさらに状態が悪化してしまいます。デリケートゾーンに自信を持てるよう、今日からでもケアしてみましょう。
この記事では、デリケートゾーンの黒ずみ改善に適したケアについて紹介します。
黒ずみ予防に効果的な栄養素についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
デリケートゾーンの黒ずみの原因
デリケートゾーンの黒ずみの原因として、以下の3つの理由が挙げられます。
- ・摩擦
- ・乾燥
- ・洗いすぎ
では、それぞれの詳細について解説していきます。
摩擦は黒ずみを引き起こします。サイズが合わないショーツや、窮屈なボトムスを履くことはなるべく避けましょう。
肌はメラニン色素をつくり出すことにより、紫外線や摩擦などの刺激から守ろうとする働きがあります。
そのため、サイズが合わないショーツや窮屈なボトムスにより、肌に摩擦が生じてしまうと、メラニン色素が大量に生成されてしまい、黒ずみも悪化してしまいます。
乾燥
ストレスを抱えすぎると、ホルモンバランスの乱れからデリケートゾーンの乾燥を招きます。「かゆい」と感じながらも我慢していませんか?
デリケートゾーンの乾燥は、抵抗力が低下して引き起こされています。かぶれたら、そのまま放置するのではなく、保湿などデリケートゾーンのケアを行うことが大切です。
乾燥により、デリケートゾーンの抵抗力が低下すると、通常の状態よりさらに摩擦にも敏感になるため、大量のメラニン色素が過剰に生成されてしまいます。
また、肌のターンオーバーも乱れるため、余計に黒ずみになりやすい状態に陥ってしまいます。
乾燥はデリケートゾーンの状態がよくないことを示すサインだと捉えておきましょう。
洗いすぎ
「デリケートゾーンの臭いが気になる」と、お風呂のときにごしごしデリケートゾーンを洗っている方も注意が必要です。
洗いすぎは、デリケートゾーンの常在菌のバランスを崩してしまい、乾燥やかぶれを引き起こしてしまう原因にもなります。
前述のとおり、乾燥とかぶれはデリケートゾーンの黒ずみを引き起こしてしまうため、黒ずみを悪化させてしまいかねません。
デリケートゾーンを洗う際には、黒ずみにならないようにするためにも優しく洗うことが大切です。
黒ずみをつくらないデリケートゾーンの正しいケアの仕方
「デリケートゾーンのケアなんてしたことない!」という方もいるでしょう。
昨今、顔や体など他のパーツのスキンケア同様、デリケートゾーンのケアも注目されています。「黒ずみだけではなくデリケートゾーンの悩みが絶えない」という方は、ぜひデリケートゾーンのケアを実践してみましょう。
オイルによる保湿
デリケートゾーンは、常にショーツやパンティライナーなどに触れているため、摩擦が起きやすいパーツといえます。
摩擦は黒ずみを引き起こす原因となるため、少しでも摩擦を軽減するためにも、オイルによる保湿を行ってみましょう。
保湿する際には、おまたのオイル「タントリュクス」のように、天然由来成分100%でつくられたデリケートゾーン向けのオイルを使用することをおすすめします。
デリケートゾーンは皮膚が薄いため、他のパーツで使用しているオイルを使用すると、思わぬトラブルを引き起こす場合もあります。
また、オイルを選ぶ際には、香りにも注目してみると、さらに楽しみながらオイルケアができます。
アロマの香りには、ホルモンバランスを整え、肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。とくに、「タントリュクス」に配合されている「マンダリン」や「イランイラン」の香りは、心をリラックスさせる効果があるため、おすすめです。
保湿クリームによる保湿
デリケートゾーンの乾燥を防ぐためには、保湿クリームによる保湿も方法の1つとして挙げられます。
保湿クリームもオイル同様、他のパーツに使用する保湿クリームをデリケートゾーンに使用すると、かぶれやかゆみなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるため、ケアの際にはデリケートゾーンに適した保湿クリームを使用するようにしましょう。
保湿クリームを選ぶ際には、高保湿成分「セラミド」が配合されているものを選ぶことをおすすめします。セラミドは肌の水分が失われるのをカバーしてくれ、黒ずみのもととなる乾燥を防いでくれます。
また、使いやすさにも注目です。デリケートゾーンをケアする際は、清潔な手でケアするのは当然ですが、デリケートゾーンに1度触れた後にクリームの中に手を入れることは望ましくありません。クリームを選ぶ際はジャータイプではなく、チューブもしくはポンプ式のものを選びましょう。
優しく洗う
デリケートゾーンを洗う際に、ごしごしとボディタオルで洗ってしまうと過度な摩擦で繊細な皮膚を傷つけてしまいます。摩擦は黒ずみの原因となるため、お風呂でデリケートゾーンを洗う際には、優しく洗うことを心がけましょう。
ボディタオルを使用するよりも、泡で優しく洗うほうが肌への負担を減らせます。ボディーソープの種類によっては、汗や皮脂汚れを落とす目的で洗浄力の高いものがあります。デリケートゾーンを必要以上に洗うと、乾燥を招き、それにより自浄作用が低下してしまいます。できれば、デリケートゾーン向けのせっけんを使用することをおすすめします。
お風呂上がりには、デリケートゾーンをごしごしとタオルで拭くのではなく優しく拭くこともポイントです。
拭いた後には、忘れずにおまたのオイル「タントリュクス」のようなデリケートゾーン向けのオイル、もしくは保湿クリームを塗りましょう。
デリケートゾーンの黒ずみを防ぐ食材とは
デリケートゾーンの黒ずみの原因ともなるメラニン色素は、食材から摂取する栄養素により生成を抑制することができます。
黒ずみ対策だけではなく、美白にも効果的であるため、ぜひこれらの栄養素が含まれた食材を積極的に摂取していきましょう。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB6
- リコピン
それでは、それぞれの食材について詳しく説明していきます。
ビタミンC
ビタミンCには、デリケートゾーンの黒ずみのもととなる活性酸素を減らす作用があります。
また、コラーゲンの生成にも大きく関係しており、肌を乾燥から守ってくれる役割も担っています。黒ずみの原因として乾燥も挙げられるため、ビタミンCは黒ずみを解消するためには必須栄養素と言っても過言ではありません。
ビタミンCは、キウイフルーツ・ピーマン・ブロッコリー・サツマイモなどの食材に多く含まれているため、積極的に摂取しましょう。
ビタミンE
ビタミンEは、血流を整えることにより、肌の代謝を促すだけではなく、保湿力も高めてくれる優秀な栄養素の1つです。
デリケートゾーンの黒ずみを引き起こす、肌のターンオーバーの乱れによるメラニン色素の生成と乾燥を防いでくれるため、ビタミンEも積極的に摂取しましょう。
アーモンド・大豆・えごま油・大豆油などに多く含まれています。
ビタミンB6
デリケートゾーンは潤いが低下してしまうと、黒ずみ、自浄作用の低下、臭いといったトラブルが起きてしまいます。
ビタミンB6は皮膚の新陳代謝に大きく関わり、肌のターンオーバーを促してくれるビタミンです。デリケートゾーンにとって重要な栄養素の1つといえるでしょう。
ビタミンB6は、マグロやコンニャク、ジャガイモに多く含まれています。
リコピン
トマトに多く含まれる「リコピン」には、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
また、活性酸素を除去する作用がるため、肌の保湿に重要なコラーゲンの生成をサポートし、デリケートゾーンを乾燥から守ってくれる役割も担ってくれます。
リコピンは、トマト以外にもアンズ・グレープフルーツ・ニンジンにも含まれているため、黒ずみ防止のためにも積極的に摂取しましょう。
デリケートゾーンの黒ずみはケアによって防げる
「デリケートゾーンの黒ずみは仕方がない」と思われがちですが、オイルや保湿クリームの使用、洗い方の工夫により悪化するのを防げます。簡単にケアできるため、さっそく実践してみましょう。
オイルを選ぶ際には、おまたのオイル「タントリュクス」のような高い保湿力があり、肌への負担を考慮されたデリケートゾーン向けのオイルを選ぶことをおすすめします。
クリームを選ぶ際には、保湿成分「セラミド」が配合されたものを選ぶといいでしょう。
また、摩擦や乾燥により黒ずみは発生しやすくなります。日常生活では、窮屈なショーツやボトムスはなるべく履かないように心がけることも大切です。
そして、黒ずみの原因にもなるメラニン色素の発生や乾燥は、食べ物から摂取する栄養素で抑制することも期待できます。黒ずみケアに効果的な食べ物を、日頃から積極的に摂取することもおすすめです。
監修 薬剤師 中田早苗
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薬剤師/腸活・膣ケアサポート・ファスティング講師
中田 早苗
薬科大学卒業後、約7年間総合病院で病院薬剤師として勤務。その後、相談薬局にて予防医学の観点から薬を使わない健康法について患者指導を行い現在に至る。食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとしてファスティングの魅力に感銘を受ける。便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みとファスティングに深く結びつきがあることを実感。現在までに100名以上のファスティングサポートを実施。
資格
薬剤師
ウエルネスファーマシスト(認定運動支援薬剤師)
ファスティングマイスター
美腸プランナー
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